第1130 2024/10/21
令和6年度県北陸上競技協会秋季記録会
 10月19日(土)~10月20日(日)に、信夫ヶ丘陸上競技場にて、令和6年度県北陸上競技協会秋季記録会が行われました。今回がラストレースとなる4年生が、最後の勇姿を見せてくれました。自己ベストを更新した選手も多数いました!出場した選手たちに、話を聞いてみましょう!
棒高跳 小泉
福大記録、東北学生記録、北日本学生記録樹立!!
 
たくさんの応援がちからに!
 
最高の結果で恩返し
4年の小泉に話を聞きました!
陸上競技ラストの試合でしたが、どのようなお気持ちでしょうか?

小泉「本日で大学生最後の試合となりました。結果は5m22で自己ベスト福大記録東北学生記録、北日本学生記録を更新することができました。
部員全員の応援と家族の応援がとても力になりました」


本当に素晴らしい跳躍でした!たくさんの人の応援が力になったのですね。

「入部当初、自己ベストが4m72で体力的に記録を伸ばすことが難しい状況でした。そんな私にご指導していただいた木次谷先生、吉田監督のおかげでここまで記録を伸ばすことができたと思っています。また、4年間福島大学陸上競技部の一員として戦うことができて良かったです。ありがとうございました」

4年間を通して成長できたことは、今後の大きな糧になると思います。本当にお疲れ様でした!
ありがとうございました! 
4年生 大学陸上最後のレース
  
4年間共に戦った仲間達
4年の石寺に話を聞きました!

石寺「多くの方のお取り計らいのおかげで、県北秋季記録会で100mHに出場でき、大学4年間の陸上競技生活に終止符を打ちました。もの足りないタイムではありましたが、しっかりハードルに気持ちをぶつけることができたと思います。また、川本先生、吉田監督、OBOGの方、先輩等々多くの方のご支援があって福大陸上部で4年間活動することができました。ありがとうございました。そして、4年生のみんなのおかげでここまで頑張りきれました。みんなと陸上できて楽しかったです」

4年間の陸上競技、本当にお疲れ様でした!仲間の存在はとても大きいものですよね。

「私の大学陸上は、川本先生からの『その身長じゃハードルは無理だね、せいぜい800とかかな』から始まりました。チビでもハードルを速く走れるんだってことを証明しようと入部しましたが、紆余曲折あり挫折。わたしなんかがこの福大陸上部に所属していてはいけないと思い込んだ時期もありました。怪我も多く、この4年間の半分近くは全体練習に混ざれていないけれど、それでも自分なりの正解を求めて4年間練習してきました。大した結果は残せなかったけれど、仲間とともにハードルに向き合った時間は一生ものです。ハードルが好きな自分でいられてよかったです。4年間ありがとうございました!!」

自分の好きなことと向き合って頑張ってこれたことは、人生の糧となりますね!
ありがとうございました!
 
 大好きなハードルと向き合った4年間
 
4年生としての立派な姿を!
次に、4年の木幡に話を聞きました。
引退試合を終えて、どのような思いがありますか?

木幡「今回、女子砲丸投に出場し、11m68という記録でした。練習投擲を終えて、最後は12mを投げて終われそうかなという気持ちで試合に臨みましたが、残念ながら11m台で競技を終えることになってしまいました。ですが、かわいい後輩たちに見守られながら10年間の陸上競技生活を終えることができて嬉しかったです」

先輩としての立派な姿を見せることができましたね。

「これから代替わりをし、3年生がトップとしてブロックを引っ張っていく番になります。これまで通り、ブロック全員で仲良く、楽しく、支え合いながら陸上競技を頑張って欲しいと思います。この冬でもっとビッグになって、成長した姿を楽しみにしています!」

さらにレベルアップした投擲・混成ブロックが楽しみですね!
ありがとうございました!
次に、4年の藤野に話を聞きました!
ラストレース、どのような試合でしたか?

藤野「今大会が陸上競技人生最後のレースでした!100mと4×100mRに出場し、どちらも目標とする記録を出すことができず悔しい結果となりましたが、最後まで自分らしく競技に臨むことができました。4×100mRは、後輩たちとの最後のレースでした。東北学生個人選手権で全日本インカレの標準記録まであと0.17と悔しい結果だったので、目標とする46秒台を出すための最後のチャンスとして出場しました。結果として標準記録突破とはなりませんでしたが、郷右近からバトンを受け取り、福嶋にバトンを渡すことができて本当に幸せ者だなと感じました。小野、凛、赤坂も含めみんなで戦うことができて良かったです!」

最後まで全力で臨んだラストレースだったのですね!

「福島県北陸上競技秋季記録会に出場させていただけたこと、たくさんの方々のご支援があり充実した環境の中陸上競技を終えることができたこと、本当に幸せに思います。また、今大会では審判・補助員で福島大学の学生全員が運営に携わりました。大会運営に少しでも貢献をしたいという思いで取り組み、選手の勇姿を見届けることができてとても良い経験をすることができました。OB・OGの先生方をはじめ、たくさんの方々のご支援があったからこそ、ラストレースを最高の形で締めくくることができました。競技は引退しますが、この恩を少しでも返していけるように活動していきたいと思います!」

陸上競技で得た経験を今後の活動に活かしていってください!
ありがとうございました!

ゴール後の笑顔!

後輩と繋ぐ最後のバトン

恩師の前で最後の跳躍
4年の三浦に話を聞きました。
今大会の跳躍はどうでしたか?

三浦「今回は走幅跳に出場しました。記録は6m40と満足いく記録を残すことはできませんでした。しかし、最後の試合で6本とも攻めた踏み切りができたこと、ここまで走幅跳の指導をしていただいた菊田先生の前で跳べたことは良かったと思います」

最後の試合ということで思い入れのある大会になりましたね!

「入学当初は走幅跳に対する技術が全くなかったところから多くの方に指導していただき、跳躍選手と名乗ることができるレベルには成長できたかなと思います。中学から高校までの6年間、そして大学4年間僕を支えてくれた方々に心から感謝します」

ラストの跳躍、とてもかっこ良かったです!感謝の気持ちを忘れず、今後の活動に繋げていきましょう!
ありがとうございました。
自己ベスト
3年の米澤に話を聞きました。
今シーズンラストの試合はどうでしたか?

米澤「男子砲丸投に出場させていただきました。シーズンラストの試合だったので、自己ベストを必ず出すという意気込みで本番を迎えました。アベレージはいつも以上に高く、12m88という記録を3連続で出せるほどでした。最終投擲はいままで以上に下半身を動かして投げることができ、2年生のうちに出すはずだった13mをやっと出すことができ、自己ベストを更新することができました」

ついに13m台!
おめでとうございます!

「来年は14m、15mを目指してより体を大きくし、化けようと思います。化けます。
試合が終わってからも役員の方から期待しているよと声をかけていただいたので、しっかりと声援に応えていけるよう精進します」


多くの方々の期待に応えられるように冬季練習頑張っていきましょう!
ありがとうございました!

嬉しさが爆発!!
 
先輩を目標に!
次に、3年の備前に話を聞きました。
今大会の結果を教えてください!

備前「今回、福島県北秋季大会の男子200mに出場し、22秒08で自己ベストでした。一応自己ベストですが、予選での反省点を改善できなかった事が悔しいです」

それでも自己ベストおめでとうございます!
最後に意気込みをお願いします!

「同日、筑波大学記録会で僕の200mの師範でありカーブの申し子である湯田先輩が21秒台を出しているので、僕ももっと頑張りたいです!今シーズンまだ走れる機会があるか分かりませんが、あったら走りたいです!」

21秒台に向けて頑張っていきましょう!
ありがとうございました! 
次に、1年の中山に話を聞きました。
今回の記録会を振り返ってどうでしたか?

中山「今回100mに出場させていただきました。今年目標にしていた100mでの自己ベストを達成する事ができ嬉しい気持ちです。しかし、今回の大会で改善すべき所やもっと良くしていきたい所が見つかりました。そこはしっかり意識して来年の走りに活かしたいです」

もっといい走りに繋げていきたいですね!
今後はどのような走りをしていきたいですか?

「今年は10秒台に少し近づくことができたと思います。しかし、まだまだ出すには力不足なので冬季練習で力をつけたいです。また、今年の大会では体調管理や体重管理が出来ていなかったと感じました。来年はもっと細かい部分まで気を付けていきたいです。そして来年は10秒台を目標に頑張ります。」

自分の目標に向かって頑張ってください。
ありがとうございました!
 
来年に繋げる走りに!
筑波大学競技会
 10月19日(土)~10月20日(日)に、筑波大学にて、筑波大学競技会が行われました。福島大学の選手たちも出場させていただき、たくさんの好記録が出ました!早速、選手たちに話を聞いてみましょう!
男子4×100mR 福大記録樹立!!
4継を代表して3年の廣嶋に話を聞きました!

廣嶋「筑波大学記録会に出場し、40秒49で福大記録を更新しました。歴代の先輩方の記録を超えることができ、とても嬉しく思います。今年は4継に多くの時間を費やしてきたことが、記録更新に繋がったのだと思います。
しかし、全日本インカレの標準記録を狙った試合でもあったため、悔しさも残ります。バトンは綺麗に繋がったので、今後は個人の走力をさらに向上させる必要があると感じました。来年の全日本インカレは6月に開催されます。限られたチャンスをものにできるよう、冬期練習死ぬ気で頑張ります」


福大記録更新おめでとうございます!

「最後に、男子4継リーダーの湯田さん、本当にありがとうございました。今年の記録更新の要因は誰よりも熱くチームを牽引してくれた湯田さんのおかげです。今回一緒に走ることは出来ませんでしたが、来年のためにと最後まで4継に尽くしてくれました。今シーズンは湯田さんの影響を受け、リレーに対してものすごく熱くなることができました。想いはちゃんと引き継いでいるので来年見ておいてください!」

湯田さんがいたからこその福大記録更新でしたね!来シーズンに期待しています!
ありがとうございました!

更なる記録更新へ!!
自己ベスト
4年の湯田に話を聞きました。
2種目とも自己ベストおめでとうございます!!

湯田「筑波大学記録会に出場し、100m 10秒83 (+0.1)、200m 21秒84 (+1.9)の2種目で自己ベストでした。4年目のラストレースで何とか記録を伸ばすことができて嬉しく思います!」

ラストレースでの自己ベスト!本当に素晴らしいですね!
100mと200mのレースについて詳しく教えてください!

「100mでは、立ち上がりが早くなってしまいましたが、落ち着いて踏んでいく意識が二次加速に活きて、スムーズに中間疾走に移れました。後半少し力みが出たので、加速区間含め課題だと思います。
200mでは、前回個人戦が22秒07だったので最低限21秒台、100mのタイムから21秒6台を狙う気持ちで走りました。加速区間の入りが少し浮いてしまいましたが、直線に入ってからしっかりドライブ動作を強調しようとして、ハマった感覚がありました。フォームも崩れてしまったので、組み立てができるようにしていきたいです!」


まだまだ伸び代のあるレースだったのですね!
最後に一言お願いします!

「今回応援を多くの方から頂き、ありがとうございました。今年1年4継の為にやってきて、標準を切ってシーズンを締めくくりたかったです。悔しい思いはありますが、頼もしくて本当に可愛い後輩たちと4年目のラストランを走れて良かったです。ありがとう!」

こちらこそ、ありがとうございました!
湯田さんお疲れ様でした!!
 
ラストレースで自己ベスト!

先輩らしい姿を!
 
力を出し切り自己ベスト!
次に、4年の利根川に話を聞きました!
自己記録更新おめでとうございます!

利根川「800mに出場し、1分51秒77の自己ベストを更新することができました!今季は2度の52秒0台を出しており、寸前のところで51秒台を出せないでいたので素直に嬉しく思います!」

力を出し切った素晴らしいレースでした!
引退までの意気込みをお願いします!

「今回のレースを終えて引退まで残すところあと1レースとなりました。大学生として競技できることに感謝をしつつ、存分に楽しんでレースをしていきたいです!」

最後まで自分の持てるベストを尽くしていきたいですね!
ありがとうございました!
次に、2年の鎌田に話を聞きました。
今大会に出場した感想をお願いします!

鎌田「筑波大学記録会では、10秒84で自己ベストを出すことができました。高校生ぶりの100mでとても緊張してしまい、後半の走りでは上半身の力みと中盤以降の走りが固まってしまいました。次回、100mに出場する機会があれば菅原に勝てるくらいまでの走力をつけておきたいです!」

高校生ぶりの自己ベストおめでとうございます!
来シーズンに向けての意気込みをどうぞ!!

「今シーズンはこの大会で終わりになってしまったのですが、初めて大会で短短選手と走ることができ良い刺激をもらうことができました。今シーズンの反省を活かして、今年の冬季練習ではスピードはもちろん持久系+ハードル練習を中心に行い、短長選手としてだけでなく短短選手としても戦える力をつけていきたいです!」

短短ブロックでお待ちしています!
ありがとうございました!
 
高校ぶりの自己ベスト!
第8回仙台大学競技会
 10月19日(土)~10月20日(日)に、仙台大学陸上競技場にて仙台大学競技会が行われました。出場した選手に話を聞いてみましょう!
3年の加藤に話を聞きました!
外部での競技会はどうでしたか?

加藤「仙台大学で行われた個人戦の混成競技に出場してきました。今回の目標は前回の記録を上回ることでした。しかし満足のいく記録を出すことができたのはやり投のみでした。東北インカレ以来2度目の30m越えとなり嬉しかったです。手首を返すことと腕をしっかり振るということが定着してきたからか、1本目から自信を持って投げることができました。体の使い方にまだまだ課題があるためしっかり冬季を利用して修正します」

練習の成果が自信に繋がったのですね!

「今大会を通して改めて走力の無さを痛感しました。足が速ければ跳躍も投擲もスピードに乗れたままパフォーマンスをすることができます。100mHもスピードがなければインターバルを走ることができません。冬季練習はまずスピードをつけること、体力をつけることに力を入れたいです。また各ブロックの専門の選手とコミュニケーションをしっかりとって、自分に磨きをかけたいです。そして何事も3本で決め切ることと1本目を自信を持ってパフォーマンスをすることを意識して練習に励んでいきます」

自信をもってパフォーマンスするために、冬季練習頑張っていきたいですね!

来シーズンに繋げる! 
「混成では3本しかチャンスがなく、トラック競技も1本で決め切らなければいけません。私はフィールド種目に関しては1本目を思いっきり行くことができないことがとても多いです。練習から試合を想定して行い、自信を持って臨める精神力も鍛えていきます。今シーズン2度の混成競技に出場することができました。課題がたくさん見つかりましたが、それでも7種目全て通して完走できたことは私にとってとても意味のあることでした。来シーズンは記録にこだわり、7種目で自己ベストを出せるように頑張ります」

今シーズンの課題と向き合い、来シーズン自己ベスト出せることを期待しています!
ありがとうございました!
 今週のご飯
いつも元気に質の高い練習を行う大友は、どんなご飯を食べて、パワーをつけているのでしょうか。
早速紹介してもらいましょう! 
大友「私は、とある日の朝ごはんを紹介しようと思います。メニューは、ご飯、ナスと豚肉の炒め物、つみれとオクラの味噌汁、フルーツです。最近は、秋らしいフルーツを食べることができ嬉しいです。みなさんはどのくらい朝ごはんにこだわりを持ちますか?私はどんなに寝坊しても何か食べるということを心がけています。この日は寝坊してませんが、朝の時間は限られているので夜ご飯の余り物です。ぜひ朝日を写真から感じてください!笑」

旬な秋のフルーツ、とてもおいしそうですね!

「実はもう一つ朝ごはんのこだわりがあります。それは、白湯を飲むことです。そうです、飲みながら撮影してたらうっかり撮り忘れました!白湯には冷え性やデトックス効果など体への良い影響が期待されています。真夏はあまり飲んでいなかったのですが、秋らしくなってきた最近の朝は白湯から始まります。特にお味噌汁など汁物を用意できない時には白湯を飲むだけでも体が温まるのでとてもおすすめです!」

白湯などの温かい飲み物を飲んで、芯から体を温めていきたいですね!
バランスのとれた朝ご飯、食べてみたいものです!
ありがとうございました!

バランスのとれた素敵な朝ごはん! 
編集後記
人生最後のレース、とても楽しかったです!(藤野)

来シーズンに向けて冬季練習頑張ります!(福嶋)

たくさんの感動をありがとうございました!!(菅原)

冬季練習頑張ります。(小野)