第1133号　2024/11/18
冬季練習に向けて
～己の限界突破～
今シーズンの大会やイベントも終わり、いよいよ冬季シーズンへと突入。また4年生の引退から新体制へとなる福島大学陸上競技部。来シーズンへ向け着々と準備が進められていきます。冬季の練習目標とは！6名の選手に話を聞きました！
始めに、3年の齋藤に話を聞きました。
冬季練習で大切なことを教えてください！

齋藤「ももりんダッシュNO.1も無事に終わり、冬季練習の時期になってきました。特に3年生にとっては、最後のシーズンに向けた大切な準備期間となります。冬季練習は、基礎体力や筋力の向上に加え、地味で厳しい練習も増えるため、メンタルも強くすることができます。ただ、その為には目標と計画を明確にし、覚悟を持って練習に取り組むことが重要になってきます」

覚悟は大事ですね！
冬季練習に向けて意気込みをお願いします！
目標に向かって全力で！
 「頼りになる4年生が引退し、特に中長ブロックはもはや中距離ブロック(2名)となり、専門的な練習に対しては孤独な戦いが増えてくると思います。ただ、そんな中だからこそ、チームで戦う意識を持って練習に取り組むことが大事です。陸上競技は基本的に個人競技ですが、部活という団体で活動する強みはそこにあると思っています。仲間と励まし合いながら、そして互いを高め合って練習できる環境を、この冬、最高学年として作っていきたいです。
福大生として、最後の1年となります。悔いの残らないように、仲間たちと一緒に頑張って行きます。引き続き、応援の程よろしくお願い致します！」

素晴らしい心構えですね！
ありがとうございました！

惺太に負けない！		 次に、3年の備前に話を聞きました。
冬季練習の目標は何ですか？

備前「こんにちは。今年の冬季練習では練習メニューに全力で取り組むのはもちろんのこと、自主的にウエイトトレーニングを頑張りたいです。筋肉量を増やすのではなく、筋パワーを上げるイメージで取り組むつもりです。簡単に言うと、細いけど力が強いみたいな感じです」

冬季では筋力面を鍛えるのが目標なのですね。

「デッドリフト、クリーン、ベンチプレスの合計を現在進行形で鈴木惺太君と競って高め合っています。先日ベンチプレス100kgを惺太君に先を越されてしまいましたが、4ヶ月かけてじっくり鍛錬していきます。みなさんもこの冬、僕と惺太の戦いに注目していてください」

鈴木惺太との勝負楽しみです！冬季練習頑張っていきましょう！
次に、2年の小方に話を聞いてみました！
冬季練習の目標を教えてください！

小方「今年の冬季練習の目標は、基礎体力と体のコーディネーション能力を向上させることです。日頃練習から体力と筋力不足をとても感じていたり、競技力をUPしたりするために、トレーニングに一生懸命取り組み、自身の弱点と向き合い一つずつ潰し、土台作りに努めたいと思います」

少しずつ地道に強くなっていきましょうね！

「また私は、練習に対して今まで感覚で行ってきたことが多いですが、どんな意図でこの練習を行って意識すべき点はどこかを理解して行うことの大切さに気づいたため、疑問点がある場合はみんなに聞いて試行錯誤しながら行なっていきます。体の使い方を少しずつ習得し、より良い動きができるよう、そして体を絞りつつ筋肉をつけて、みんなについていけるようがむしゃらに頑張ります！」

一緒に頑張りましょう！小方ならできます！
基礎作りで全体のレベルアップを図る！

己と向き合いさらに強く！		 次に、１年の夏堀に話を聞きました。
冬季練習に向けてお願いします！

夏堀 「ももりんダッシュNO.1も無事終わり、ついに冬季練習が始まりました。地元の青森県では11月頃から雪が降り始め、冬季は外で走ることができなかったので、寒い冬に行う走り込みはこれが初めての経験です。緊張しますが、臆せず練習に取り組んでいきます」

冬季で外を走るのは確かに慣れないものがあるかもしれませんね。

「今冬の目標は、具体的に自分のどこを強くしたいかを考えて練習することです。夏は部活の練習についていくのが精一杯で、そういったことは意識できていませんでした。来年はシーズンインが早いので、あっという間に冬季は過ぎてしまうと思います。自分の課題についてなあなあにしたまま練習に取り組むのではなく、1日1日を自分と向き合いながら過ごしていきたいです」

この冬季期間で仕上げ来シーズン活躍しましょう！
次に、1年の平原（日）に話を聞いてみました！
冬季練習、どんなことを頑張りたいですか？

平原（日）「私はこの冬季練習で走力をつけていきたいです。今シーズンを通して体力や筋力など全体的な実力が不足していると実感しましたが、特に走力が課題だと思っています」

棒高跳では走力が大切ですからね！

「私は中学、高校と冬季練習でも跳躍練習をしていたため本格的な走りの練習をしたことがありません。今回の冬季練習ではしばらくの間走力を上げる練習をするので、ついて行けるのか不安もありますが成長できると思うととても楽しみです。少しでも多く成長できるように、日々試行錯誤しながら練習に取り組んでいきたいです」

初めての試みで不安もありますが、一緒に頑張っていきましょう！
走力をつけ棒高跳にも活かす！
最後に、2年の鈴木(惺)に話を聞きました。
冬季練習に向けての目標を教えてください！

鈴木(惺)「今年の冬季練習は、欲張らず1歩1歩確実に進んでいきたいです。毎年長いようで短く感じる冬季練習ですが、来年の東北インカレ、全日本インカレが例年より早く行われるため、今年は通常より時間が取れないことが予想されます。期間が短い中で何かを為すには、自分に必要なトレーニングに狙いを絞り行なっていく必要があると思います」

鋭い分析ですね！
冬季練習に向けて、意気込みをお願いします！

「思い通りに走れない日々が続いたからこそ、自分に必要なこと、出来ることを見極めて冬季練習を行なっていきたいです。今できることを積み上げて、チーム全体で盛り上げながら冬季練習に取り組んでいきたいです。来年、ハードルチームのみんなと全日本インカレに出場するために、悔いの残らないよう冬季練習に取り組んでいきます！」

ぜひ、今できることに全力を注いでください！
ありがとうございました！ 
今週の人
小島蒼葉→佐藤凛

前回佐藤（暖）から紹介を受けました。跳躍ブロック1年の小島（蒼）です。

今回私が紹介するのは短長ブロックの佐藤凛です。
福島県出身の彼女は400mHを専門としていて今シーズンは1年生にして全日本インカレ出場を果たすという活躍をみせました！

そんな彼女は素直で好奇心旺盛なところがとても魅力的です。やりたいと思ったことを言動に移すのが上手いかつ早く、陸上競技部の1年生が一段と仲良くなったきっかけは彼女の「Among Usしませんか？」という一言のおかげだと感じています。

陸上競技に対する熱意も人一倍あり、朝や練習日以外にもよく一緒にトレーニングをしてくれます。そして全日本インカレに出場してもなお自分に満足せず、上を目指し続けるハングリー精神があります！
こういうところが強くなっていく人の秘訣なのかと日々彼女からは沢山のことを教わっています。

また彼女がハードルを跳んでいる姿ももちろんかっこいいのですが、個人的にはゲームをしている姿が好きです。典型的なものから初めてやるゲームまで何もかもが上手です！
私はゲーム音痴なのでその姿がかっこよくて見惚れてしまいます。

冬季練習を迎え、更なる進化を遂げようとしている佐藤凛の来シーズンにも乞うご期待ください！		  
編集後記
もう冬ですね、、、（菅原）

今年の冬季は馬のお尻を目指します！（赤坂）

備前さんと競り合えるように頑張ります！！！（手間本）