第1105 2024/4/22
宮城県春季陸上競技大会
4月20日(土)・21(日)に、弘進ゴムアスリートパーク仙台にて、宮城県春季陸上競技大会が開催されました。福島大学陸上競技部からは、宮城県出身の4名の選手が出場してきました。久しぶりの地元での大会はどうだったのでしょうか?聞いていきましょう!
はじめに、4年の小泉に話を聞きました!
今大会の結果はいかがでしたか?

小泉「男子棒高跳に出場し、4m80という結果でした。練習してきた助走の前半部分については、中助走を行った2本ではしっかりと意識でき、全助走でも意識することができたと思います。しかし、公式練習から本数を重ねるにつれて助走の後半が安定していない、もしくは感覚が異なり良い跳躍に繋げることができませんでした。助走ができていなかったため、踏切も軽く、手も正しい位置にセットできていなく起こしていくポジションに出すことができていませんでした。その結果、空中もバラバラになり何とかバーを越えるような跳躍となりました」

自分の跳躍をよく分析出来ていますね。次に活かしましょう!
 
自己を徹底的に分析し、次の試合へ!
 「これまで取り組んできた練習の結果が身についてきているかもしれませんが、新たな課題も見つかったので、改善できるようにしていきたいと思います。来週も試合があるので、少しでもより良くできるようにし、記録を狙うことができるように準備していきます」

連戦にはなりますが、技術を突き詰めていけるように頑張りましょう!
ありがとうございました! 

地元ならではの応援が嬉しいですね
次に、3年の郷右近に話を聞きました!
今大会はどうでしたか?

郷右近「今回、女子100mに出場し、12秒26で3位でした。決勝は+3.3の強い追い風の中でのレースでしたが、うまく風を利用できず、タイムも納得のいくものではありませんでした」

レースの内容としてはどうでしたか?

「予選では今シーズン初レースということもあり少し緊張していましたが、レース前にチームの皆さんから応援の連絡を頂いたり、現地でも頑張れ!と言ってもらい緊張がやわらぎました。予選では取り組んできたスタートが上手くいきました。決勝ではさらに良くしていこうと臨みましたが、スタートで離されてしまいました。自分のやりたいスタートが出来ず本当に悔しかったです。次に向けてスタートに磨きをかけて自信をつけた状態で試合に臨みたいと思います」

悔しさをバネに変えて、東北インカレに向けて頑張りましょう!ありがとうございました!
次に3年の福嶋に話を聞きました!
今シーズン初戦はどうでしたか?

福嶋「女子100mHに出場し、14秒46で1位でした。今シーズン初戦で高校2年生ぶりに自己ベストを更新することができました。大学1、2年生の時はなかなか高校生の時のように走れず記録も伸び悩んでいて、宮城に帰って試合に出てもお世話になった先生方に良いレースや結果を見せることができていなかったので、やっと自己ベストを更新することができ、多くの先生方に『良かったよ!』『これから楽しみだね!』と声をかけていただけたので、とても嬉しかったです」

この調子で今シーズンを駆け抜けろ!
 自己ベストおめでとうございます!
これからの課題は見つかりましたか?

「試合前の練習では、1台目に鋭く入ることができたり、前半からスピードにのって走ることができたりしたのですが、試合ではスタートで少し出遅れてしまい、アプローチの8歩でスピードにのることができなかったので、8歩の走り方を相手がいてもいなくても安定してできるようにしていきたいです。前半からしっかり走ることができれば、自分の強みである後半の伸びももっと活きてくると思います。また、向かい風でも14秒前半で走れることが分かったので、これを自信にしてもっとタイムを縮められるように頑張ります!」

更なる記録更新に期待ですね!
ありがとうございました!

反省を活かして東北インカレへ!
最後に、2年の鈴木に話を聞きました!
今大会はどのような結果でしたか?

鈴木「今回、110mHに出場させていただきました。結果としてはかなり厳しいもので、非常に悔しかったです。しかし、やりたい動きに挑戦した結果なので受け止めたいと思っています」

その悔しさは必ず自分の身になります!
今後の抱負をお願いします!

「シーズンインから納得できない試合が続いていますが、今回の試合を通し、先輩方の競技を見て刺激をたくさんもらえたので、切り替えて東北インカレに向かいたいです。今回の試合で明確になった課題をインカレまでに修正して、インカレではチームに貢献できる結果を残せるようにこれからの練習に励んでいきたいです」

東北インカレまで1ヶ月余り、最善の準備をして臨みたいですね!ありがとうございました!
仙台大学競技会
上の大会と同じく4月20日(土)・21日(日)に、仙台大学陸上競技場にて、仙台大学競技会が開催されました。福島大学からは、中長ブロックの2名の選手が出場してきました!初めての仙台大だったそうですが、結果はどうだったのでしょうか?聞いてみましょう!
はじめに、4年の大石に聞きました!
記録会の結果はいかがでしたか?

大石「今回、仙台大学競技会に出場させていただきました。この大会は、自分の現状を把握するために出場しました。あわよくば自己ベストを狙いたかったですが、自分の思うようなレース展開に出来ず、悔しい結果となりました。しかし、収穫もあったので今後に繋げていきたいと思います」

まだまだ練習を積んでいきましょう!
レース自体はどうでしたか?

「今回のレースは積極性が欠けていたと思います。今年は1レース1レースが最後になる可能性があり、とても貴重になってきます。そのため、無謀ではないチャレンジ精神で今後のレースに臨みたいと思います。そして、数少ないレースをモノにできるよう練習に励み、後悔のない満足のいく結果を残します」

大学陸上の集大成の年ですね!一試合一試合、大切にしていきましょう!
ありがとうございました!
次に800mに出場した4年の利根川に話を聞きました!
レースの感想を教えてください。

利根川「男子800mに出場し、1分55秒01でした。ターゲットは1分53秒台で400通過を55秒台で通過できた点はよかったですが、そこからの失速がやや大きかったです。400通過の時点では2周目も57〜58秒で抑えられる余裕度はあり、2周目も垂れている感覚はなかったのでですが、実際のタイムと感覚でズレがありました」

後半の400で少しかかってしまったのですね。
レース展開はどうでしたか?

「レース展開としては終始僕が引っ張る形で、そのまま先頭でゴールしました。引っ張り切ったことを考慮すると、昨年に比べ自力は向上していると感じますが、他大の選手も力をつけてきていて東北の800mの水準も上がっている中、もっと確固たる力をつけなければインカレでは勝負できないと思うので、精進していきます」

そうですね!次戦に向けて少し休んでまた頑張っていきましょう!
編集後期
ついに初戦を迎えます!(木幡)

大会の結果を聞いていると、自分の練習も捗るものです。(藤田)