第1141 2025/01/20
共通テストから一年
~今、学生たちが感じること~
1月18日(土)及び19日(日)は大学入学共通テストでした。福島大学にも多くの受験生が集まり、それぞれの目標に向け試験に奮闘したことと思います。共通テストは通過点であるという方も大勢いると思いますが、受験生の方々まずはここまでお疲れさまでした。
そんな受験生の姿を見て、学生たちもさまざまな感情を抱いたのではないでしょうか。
そこで今回は
共通テストを経て晴れて福島大学に入学した陸上競技部の1年生のうち3名に一年前を振り返ってどのようなことを感じているのか話を聞きました。
はじめに、人間発達文化学類人文科学コース国語科に所属している跳躍ブロックの佐藤(雷)に話を聞きました。
大学受験を振り返ってどうですか?

佐藤(雷)「受験といえば、僕は高校受験をしていないので、受験の感覚みたいなものを忘れていたような気がします。中学生のときもよく、君たちは高校受験をしないからコロッと大学に落ちるかもしれない。と先生に言われていました。結果的に受かったのでいいんですけどね」

中高一貫校ならではの悩みですね。
他に何か思い出すことはありますか?

「僕は模試のときから絶対に120円で6本入りみたいなチョコチップのパンと、ラムネと、マスカット味のいろはすを持っていっていました。それを片手で食べながら間の休憩で勉強をやっていました。今でもそれを食べると受験の味だなーって、懐かしくなります。受験は高校生にとっていい経験になると思うので、二次試験もあると思いますが、今を楽しんで欲しいと思います!あまり張り詰めないように!」

持ち物もルーティン化しますよね。
受験生に向けてのアドバイスもありがとうございました!

今となっては得がたい経験に

愛用していた数学の参考書と英単語帳
次に、経済経営学類に所属している短短ブロックの中山に話を聞きました。
一年前の共通テストはどうでしたか?

中山「私の去年の共通テスト1日目はかなり不安いっぱいに望みました。それまでの模試で福島大学はC判定以上をとったことがなかったからです。また、一週間前のプレ共通テストでは目標点数に100点も足りない状況でかなり焦っていたのを覚えています。」

かなり不安でいっぱいだったのですね。
結果はどうでしたか?

「2日間の戦いを終えて、本当に疲労困憊でした。しかし、すべての力を出し尽くした自信はあったのでスッキリしていました。しかも、自己採点もなんとか福島大学の基準も突破できました。先生も家族もとても喜んでくれました。先生と家族の支えがあって頑張った結果でした。本当に嬉しかったです。」

先生と家族と一丸で諦めず頑張ったのですね。
ありがとうございました!
最後に、人間発達文化学類スポーツ健康科学コースに所属している短短ブロックの渡邉に話を聞きました。
受験期はどのような生活を送っていましたか?

渡邉「僕の受験期は死ぬ思いをして勉強していました。朝は7時2分の電車に乗って学校に行き、友達2人と近くの公民館で9時まで勉強し、帰りは9時半の電車に乗って帰る生活を半年ほど続けており、目がパキパキで3日に一回は逃げ出したくなりました。部活を引退するまではまったく勉強に触れてこず合格基準点から1ヶ月前で約120点低く、絶望的な状態でした。毎日コツコツ行い一緒に頑張れる仲間がいたからこそ乗り越えられたと思います」

仲間の存在は本当に心強いですよね。
本番はどうでしたか?

「共通テスト本番は1日目に尿意と頭痛に襲われてしまうハプニングがあり全ての終わりを感じましたが、諦めずに2日目挑んだとこで1ヶ月前よりも点数を100点アップすることができました。とても思い出深いですが2度と味わいたくない経験です。一年前の自分を褒め称えたいです。ありがとう」


すばらしい最後の追い上げですね!
ありがとうございました。

公民館で夜まで頑張った!
幼少期の夢
皆さんは子どもの頃どんな夢を持っていましたか?
毎年恒例となりつつある「幼少期の夢」。働き方の選択肢が広がった現代、子どもの頃に抱く夢も時代とともに移り変わっていると言われています。今回は3名の学生たちに当時を振り返ってもらい、幼少期の夢を教えてもらいました!早速、話を聞いてみましょう。

たくさんの夢とともに過ごした幼少期
はじめに、3年の廣嶋に話を聞きました。
幼少期の夢は何でしたか?

廣嶋「僕の小さい頃の夢はいくつかありました。サッカー選手や警察官、消防士など毎年のようになりたいものが変わっていたのを覚えています。どれも理由はかっこいいからでした。今も昔も考えが浅いのは変わりません」

憧れていたものが沢山あったのですね!

「小学校の高学年頃には陸上選手になるのが夢でした。運動会で1番だったからですかね。いいえ、桐生選手がかっこいいからです。こんな理由もあって始めた陸上を中、高、大と続けているのは我ながら本当に凄い事だと思います。
そんな僕の今の夢はプロ野球選手になる事です。理由はかっこいいからです」


陸上も野球も頑張って、陸上の目標も将来の夢も叶えましょう!
ありがとうございました!
次に、2年の菅原に話を聞きました。
幼少期の夢を教えてください!

菅原「僕の幼少期の夢は、消防士になることでした。なぜ消防士になりたかったのか明確な理由は覚えていませんが、地域の消防団を見学したことや消防士が活躍する漫画を読んでいたことから興味を惹かれたのかもしれませんね。また、幼少期の僕は正義感が強くヒーローに憧れていた節があったため、直接的に人を助ける消防士という職業に魅力を感じたのだと思います!」

ヒーローのように人助けがしたかったのですね!
こちらの写真について詳しく教えください!

「この写真は中学生の頃の職場体験で撮った写真です。職場体験とは自分の興味のある職業を1週間程度体験できるという学校のイベントであり、憧れの職業を身近で学べる貴重な体験でした。消防署では正しい号令の仕方や救護活動から、ホースを使った消化訓練、酸素ボンベや無線機を用いた屋内の実戦訓練など、日常では味わえない貴重な経験を積ませていただきました。現在、目指す夢は変わってしまいましたが、これら幼少期に体験した思い出を活かして、次の自分へと繋げていきたいと思います!」

自身の夢を実現させるために頑張ってください!
ありがとうございました!

幼いながら正義感が強かった
(一番右が菅原)
 
ケーキが大好きだった幼少期
最後に、1年の佐藤(暖)に話を聞きました。
ムードメーカーな彼女は幼少期、どんな夢を抱いていたのでしょう。

佐藤(暖)「私の幼少期の夢は『ケーキ屋さんのレジ打ち』でした!私の実家から徒歩2分の場所にケーキ屋さんがあります。誕生日やお祝いごとがあると、いつもそのケーキ屋さんでケーキを買っていました。幼少期はそこのケーキ屋さんで働くのが夢でした。しかし、幼少期の私はケーキ屋さんのケーキをつくるほうになりたかったわけではなくレジ打ちになりなかったようです。」

「パティシエール」ではなく「ケーキ屋さんのレジ打ち」である理由はなんだったのでしょうか?

「理由としては、簡単なレジ打ちするだけで余ったケーキ食べれるならお得だよね!と考えていたからです。結構単純な理由でした!今考えると、幼稚園児にしてはなかなか賢い考え方だと思いますね」

可愛らしい夢ですね!
ありがとうございました。
今週の人 
小野ひなた→平原日和
 前回佐藤(凛)から紹介を受けました。短短ブロック1年の小野です。

今回私が紹介するのは、1年生の頼れるお母さん的存在、平原日和さんです!彼女は棒高跳びを専門としていて、本練習後の専門的な補強や、休日の2部練習などにも真剣に取り組んでいます。

1年女子5人が集まると、娘たちを見守るお母さんのような佇まいで、にぎやかな私たちを見守ってくれます。

「しっかりしている」そんなイメージが強いと思いますが、彼女、時々ハイテンションになってハハハ!と笑いながら面白いことを言うんです。
いつもしっかり者の彼女が思い切り笑っているのをみると、なんだかキュンとします。そして、笑顔がとっても素敵だと思います。私は彼女の笑った顔がだいすきです。

まじめだけど、おっとり屋さんで笑顔が素敵な日和さん。
まだまだ魅力たっぷりで紹介しきれませんが、これからの彼女の活躍にぜひ、ご注目ください!
 
編集後記
私の幼少期の夢は、パティシエでした!(福嶋)

共通テストから一年、本当にあっという間です。(小島)