第1155 2025/04/28
日本学生個人選手権
~自分の限界を超えて~
4月25日(金)~27日(日)に神奈川県・レモンガススタジアム平塚で行なわれた日本学生陸上競技選手権大会に福島大学陸上競技部から3名が出場しました。全国の大学生が集まった高レベルな大会での結果はそれぞれどうだったのでしょうか?早速、話を聞いてみましょう!
まず、4年の郷右近に話を聞きました。
今回の試合はいかがでしたか?

郷右近「今回、学生個人選手権に100mと200mで出場させて頂きました。結果はどちらも予選敗退という結果で終わりました。初めての学生個人選手権で、全国の選手と上のレベルで戦いたいという気持ちで望みましたが、自分の実力不足で、不甲斐ない走りになりました。今回の遠征ではOGの林さんが来て下さり、4日間出場した3人のサポート、動画の撮影、監督とのやりとり、送迎など本当に何から何までやって頂き、私たち出場した学生は走ることだけに集中して試合に臨むことができました。林さん本当にありがとうございました。林さんに自己ベストの走りを見せるということも目標にしていたので、今回の結果は本当に悔しいです」

OGの方の大きな支えがあった大会だったのですね!
今回の試合で学んだことはありますか?

「全国の速い選手たちと走らせて頂いた今回の試合のおかげで、自分の課題が明確に見えたり、次の全国となる全日本インカレでは、必ず勝負できるような選手に成長したいという気持ちになったりと、負けがプラスの方向に変わっていきました。今回一緒に試合を戦った凛、松木には先輩として良い走りを見せることができず、応援してくれたチームメイトにも良い影響を与えるような走りができなかったこの悔しさを次に活かしていきたいと思います」

悔しさをバネに、頑張っていきましょう!
ありがとうございました!
 
負けをプラスに!
(真ん中が郷右近)

恐怖よりも楽しさ!
次に、2年の佐藤(凛)に話を聞きました。
今回の試合はいかがでしたか?

佐藤(凛)「今回は学生個人選手権に400mHに出場させて頂きました。今回はシーズン初めの全国大会ということで、不安や緊張を大きく感じていました。しかし、吉田監督から出発直前の挨拶で前向きに考えるために脳の仕組みを利用すればいいんだよと新しい考え方を教えて貰いました。そのおかげで1分02秒60という自己ベストには届かなかったのですが、今の時期の私にしては良かったと思えるタイムで走ることが出来ました」

新しい考え方を実行したのですね!
どんな大会になりましたか?

「もちろん課題はたくさん残りましたが、初めて全国大会を走るに当たって恐怖より楽しさが勝った大会でした。負けてしまったけど、次はもっと良く走れると自信にもなった試合で少しは成長出来ているのかなと感じています。東北インカレに向けて残り少ない日数ですが出来た課題に向き合って行きたいと思います」

成長を感じられる大会になったのですね!
ありがとうございました!
次に、1年の松木に話を聞きました。
どんな試合になりましたか?

松木「4月24日から27日にかけてレモンガススタジアムで行われた日本学生陸上競技個人選手権大会に100mHと400mHで出場させていただきました。大学生初レース+シーズン初レースということもあって楽しみな気持ちや不安な気持ちなど色々感じていましたがチャレンジャー精神をもってレースに挑みました。自分が思い描いていたタイムは出なかったけど、それよりも大学生の全国大会の雰囲気を肌で感じられたことやレースを通して得られるものが沢山あった大会だったので刺激たっぷり収穫たっぷりの大会になりました!!」

大学初レースお疲れ様でした!
これからの意気込みを教えてください!

「今回もたくさんの方に支えていただいて出られた大会だったので結果で返せるようにこれからも感謝と笑顔を忘れずに頑張ります!!」

結果で恩返しできるように頑張っていきましょう!
ありがとうございました!

感謝、笑顔を忘れずに!
(真ん中が松木)
県北陸上競技協会春季記録会
~自己ベスト更新を目指して~
4月26日(土)、27日(日)に福島県信夫ヶ丘競技場で行なわれた、県北陸上競技協会春季記録会に18名の選手が出場してきました。今回が初戦の選手も多かった東北インカレ前最後の記録会の今大会はどうだったのでしょうか?では早速話を聞いてみましょう!
初めに、4年の廣嶋に話を聞きました!
今大会はいかがでしたか?

廣嶋「今→鎌田→廣嶋→大堀で4継に出場しました。毎年の事ながらコンディション不良者は多いですが、東北インカレ前に1試合出ることが出来て良かったです。記録には首を傾げてしまいましたが個人的には初戦としてはまずまずといった感じです」

東北インカレに向けて、今の心境を教えてください!

「バトン精度や、各区間のタイム等40秒20を切るにはどうしたらいいか、なんとなぁーく、ふわぁっと見えてきた気がします。昨年は福大記録もだしてますし、短短メンバーも年々層が厚くなってきています。みんながベストパフォーマンスを出したとき、どんな記録が出せるのかとても楽しみです!菅原君、準備は出来ていますか?」

あまり硬くなりすぎず、リラックスして臨めばタイムはおのずと付いてくるはずです!
ありがとうございました!

楽しみになった記録!
(真ん中が廣嶋)

チーム一丸で頑張ります。
次に、4年の加藤に話を聞きました!
今大会はいかがでしたか?

加藤「今シーズンの初戦ということで緊張感もありつつ、楽しむことができたと思います。記録に関しては納得できるものではありませんでした。上に上がる動作ができず、すぐにクリアランスに入ろうとしてしまっているところを直していく必要があります。助走のスピードは良かったと思います。練習の時点からスピード感を意識していました。いつもラスト5歩のところでスピードが落ちてしまって助走の意味がなくなってしまっていたので、良いスピード感で踏み切れたのは良かったです。スピードがある分内傾動作と後傾動作がおろそかになってしまうので、そこがうまく行ってよく踏み切れれば上にも上がれるようになると思います」

課題がある分、伸び代もあるということですよね!
では今後についてお願いします!

「時間は限られていますが、東北インカレも修正して、1m50を跳べるように頑張りたいです。時間を見つけて、応援に駆けつけてくれた後輩同期先輩には感謝しています。ありがとうございました。東北インカレに向けて、チームの士気を上げていけるよう練習の声出しやチームメイトとのコミュニケーションもいつも以上に頑張りたいです」

東北インカレに向けてチーム一丸となって頑張っていきましょう!
ありがとうございました!
次に、3年の鎌田に話を聞きました!
今大会はいかがでしたか?

鎌田「今大会は400m、200mに出場してきました。練習の段階では、昨年の自己ベストに迫る走りができていたので少し自信がありました。また、学連春季よりも気温が高く記録を狙うには絶好の機会でした。しかし、思ったほど記録が出ませんでした」

そんな時もあります。
ではこれからの抱負をお願いします。

「少し不安にはなりましたが、あと約20日後には最大の目標である東北インカレがあります。これまでの練習、試合で出た課題を修正していき、自分が出る種目では自己ベストかつ優勝を狙い全日本インカレに出場できるように頑張ります」

日頃の結果に一喜一憂せず、積み重ねてきた努力を東北インカレでしっかりと発揮できるようにしましょう!
ありがとうございました!

優勝を狙って!
(右が鎌田)

経験と環境に感謝して!
次に、3年の進藤に話を聞きました!
今大会はいかがでしたか?

進藤「女子棒高跳に出場し、NMという結果でした。試合の良い環境を生かすことができず、課題を再確認する試合だったと思います。技術的な面では、ポールの保持や助走が安定しなかったので今後改善していきたいです。感覚と動作のずれもあるので、普段の練習で修正し、実力をつけることが必要だと思いました」

東北インカレ前に課題を見つけられた良い機会でしたね!

「2日目は補助員として競技運営のお手伝いをさせていただきました。今までやったことのなかった種目の補助員を通して新しい経験ができ、自分が試合を行うことができる環境を支えている人がいることを改めて感じました。今後はさらに周りの人や環境に感謝の気持ちを持っていきたいです」

非常に濃い2日間だったようですね!
ありがとうございました!
次に2年の中山に話を聞きました。今回の大会はどうでしたか?

中山「今回の県北春季では100m.200mに出場させていただきました。結果は追い風が強いこともありましたが、どちらも自己ベスト、自己ベストに近いタイムを出すことができうれしかったです。しかし、まだ出しきれていないと感じる悔しい気持ちも残る大会でした」

出しきれなかったことは悔しかったですね。次の大会に向けての抱負をお願いします!

「今回の大会ではまだ練習でできていたことができていなかったことが多かったです。今後は試合でも練習でできていたことをできるようにしたいです。また、緊張などメンタル面でも成長して、次の大会では10秒台をだします!」

ありがとうございました。
目標達成を目指してがんばりましょう!

 次は10秒台!
(真ん中が中山)
 次に、2年の平原に話を聞きました。
今回の試合はいかがでしたか?

平原「女子棒高跳びに出場し、結果は2m60でした。今回の記録会は今シーズンで3試合目でしたが、3試合全て2m60と記録が安定している点は良い点だと考えています。また、試合を重ねるにつれてより硬いポールを使うことができているので、試合の内容としてもよくなっていると思いました」

記録が安定してきたのですね!
今後の目標を教えて下さい!

「練習と試合本番で使うポールや握りの高さに差があることが今の課題なので、東北インカレに向けて少しでも実力をつけて練習と試合の差を埋めたいと思っています。東北インカレで自信を持ってピットに立てるよう、残りの練習を大切に取り組んでいきたいです」

残りの練習を大切にしていきましょう!
ありがとうございました!
編集後記
あっという間すぎて怖いです。(藤田)

東北インカレまであと18日です。(小野)

次は自己ベスト!(中山)