第1180 2025/10/27
福島大学陸上競技部 紅白戦 Day1
~戦友との熱き戦い 序章編~
10月25日(土)に福島大学陸上競技場にて、福島大学陸上競技部内での紅白戦Day1が行われました。この戦いは普段行わない様々な種目に触れる機会となります。また、出した記録を得点に換算し、総合得点がどちらが高いかで勝ち負けが決まります。選手たちはどのようなパフォーマンスを見せてくれたのでしょうか?早速、話を聞いてみましょう!
始めに、4年の福嶋に話を聞きました!
初めての紅白戦はどうですか?

福嶋「10年間陸上競技をしてきましたが、短距離とハードル以外の種目をほとんどした事がなく、今回初挑戦する種目が多くありました。紅白戦までの1週間、他の種目の人に教えてもらいながら練習してきました。特にやり投は、最初は全く刺さらず飛ばずでしたが、刺さるようになり、ある程度は飛ぶようになりました。何m飛ばすことができるのか楽しみです。また、運動会種目の長縄では、練習の時は引っかかることも多かったのですが、本番ではノーミスノンストップで飛び続けることができました!ピンク組最高です!」

ノーミスの長縄は凄かったです!

「専門種目の100mHでは、本当に本当に最後の後輩たちと走るレースでした。真ん中のレーンに置いてもらって、後輩に囲まれて走る100mHはとても楽しくて幸せでした。小野、凛、松木、進藤一緒に走ってくれてありがとう!あいにくの雨で2日目は延期になりましたが、残りの種目も全力で楽しみます!」

残りの種目も頑張りましょう!
ありがとうございました!

後輩との熱い勝負!
(真ん中が福嶋)

回転投法、奇しくも封印!
次に、3年の菅原に話を聞きました。
紅白戦Day1を終えた感想を教えてください!

菅原「今回の紅白戦では個人種目として走高跳、砲丸投に出場させていただきました。当日はあいにくの雨天となり、波乱を呼ぶ大荒れのDay1となりました。砲丸投では、米澤拓真師範のもと回転投法を習得し本番に挑みました。一投目は周囲の目と恐怖の歓声により、弱腰になってしまい思い切りの投擲ができませんでした。二投目以降は雨が強まり、回転時に滑ってしまい人を殺しかねないため回転投法を封印する、という苦渋の決断を下しました。回転投法を武器に米澤師範とともに全国へ羽ばたく予定だったので、悔しい気持ちでいっぱいです」

回転投法を封印されたのは残念でなりませんね。
走高跳はどうでしたか?

「走高跳は小学生の時に授業で少し触れた程度の記憶しかないため、ほぼ1からのスタートになりました。そして今回は佐藤佑樹コーチのもと、背面跳びを教わり、本番に挑みました。本番では生涯ベストである140cmに苦戦を強いられましたが、佐藤コーチとの練習の日々を思い出し3回目で執念の跳躍を見せることができました。そして、迎えた145cmでは惜しさも感じないほどの跳躍で惨敗しました。しかし、最後の跳躍で手拍子のリクエストをし、それに応えてくれた大勢の手拍子のもと爆散できた経験は一生の宝物になりました。今回得た貴重な体験をここだけのモノにしないために、今後100m、200mを走る際は、スタート直前に手拍子のリクエストをしようと思います」

世界で一番熱い場所でしたね!
ありがとうございました! 
次に、2年の手間本に話を聞きました!
紅白戦はいかがでしたか?

手間本「今回の福島大学陸上競技部紅白戦では白組特攻部隊として参戦しました。まず結論から言うとボロボロでした。白組の皆さんすみません。一種目の100mHでは本当に苦戦してしまいました。自分の不器用さを感じさせるハードルでした。2種目の砲丸投では練習投擲より距離を飛ばすことが出来ずライバルである渡邉くんに負けてしまい悔しかったです。3種目の走高跳では小島くんと激闘を繰り広げました。お互い3回試技まで残り3回目でクリアし次の高さへと2回も続き同じ高さで失敗しました。次は絶対に負けません。4種目200mにおいては短距離として負けられない戦いでもありました。しかし雷安くんに負けてしまい不甲斐ない結果でした。大縄跳びでは僕の後ろにいた鎌田さん、ヒヤヒヤさせてすみません。僕の後に続くのがとても大変だったと思います。鎌田さん、菅原さんタイミングや掛け声をありがとうございました。おかげで少しは良く飛べました」

悔しい結果でしたね、。
しかし紅白戦はまだ終わっていませんよ!

「今回の紅白戦は4種目行い、残り3種目がまだ残っています。前半4種目は良くなかったので残り3種目で挽回できるように死力を尽くします。また来年度に向けて満遍なく鍛えたいと思います。来年は強化した手間本と怪我なしの渡邉くんとの決戦をお見せします。そして小島くんより跳び、雷安君に負けるようなことはありません。来年の激戦を楽しみにしていてください。ぜひ上記3名とは敵チームで」

来年度の紅白戦では『手間本VS渡邉』を楽しみにしましょう!しっかり張り合えるように頑張ってください!
ありがとうございました!

最後まで諦めない!

熱い応援を背に受けて!
次に、2年の渡邉に話を聞きました!
紅白戦はどのような結果でしたか?

渡邉「福島大学陸上競技部紅白戦の砲丸投と走高跳に出場し、9m43、155cmという結果でした。砲丸投では体格的にかなり不利で苦手意識がとてもあったので自信がなかったのですが、2日前刺激の時に服を脱げば脱ぐほど飛ぶということに気づき、本番は我らが郡山東高校のユニホームを着てビリを回避することができました。走高跳では、初めて練習した時に16回目で155cmを跳べていて、本番は不安でしたが齋藤キング馬狼大泰赤組団長、丹治副団長を中心とした、ピンク組の皆さんの応援のおかげで2本目で跳び、佐藤アンジェロ雷安くんを除いた中でトップを取ることができました」

ピンク組の団結力は凄まじいです、、
2日目の種目の意気込みを教えてください!

「1日目を終えて、ピンク組が大幅リードしていますが、油断せず2日目は本命のやり投があるので、チームメイトである小島くんに指導をしてもらい、優勝したいです。
また、大学に入って初めての紅白戦でとてもリフレッシュできているので、来年も開催してほしいです。よろしくお願いします」


優勝できるよう頑張ってください!
ありがとうございました!
次に、1年の亀田に話を聞きました!
紅白戦の感想を教えてください!

亀田「今回は紅白戦に紅組チームとして参加させていただきました。紅白戦は七種競技と運動会種目があり、自身初の七種種目への挑戦でした。開会式から大盛り上がりで紅白戦という名にふさわしい始まりで、一種目目の100mHでは組で一着という輝かしい成績を収めることができ、ほんの少しチームに貢献出来た気がしました。ですが、僕は男子最終組の一個前の組で最終組には同郷(?)の備前さんや爆速の廣嶋さんがとてつもない速さで駆け抜けていて現実を突きつけられました。レース中に大堀さんと手が当たってしまうなどハプニングがありましたが双方怪我無く終われて良かったです」

組で1着は素晴らしいです!
他の種目はいかがでしたか?

「3種目目の走高跳は個人的ベストバウトで練習が活き155㎝跳ぶことができ、嬉しかったです。運動会種目の大繩も圧倒的団結力を見せつけ紅組は約20回差で勝利しました。200mや砲丸投は何も成果が得られなかったので強くなって1年後に戻って来たいなと思います。2日間の予定でしたが雨の影響があり延期になったので二人三脚や800mは準備する時間があるので練習してチームに貢献したいと思います。程よい熱量で互いに高めあうことができ、良い移行期になりそうです」

あと数種目、良い結果を出せるといいですね!
ありがとうございました!

お互いを高め合う!
(先頭が亀田)

チームに優勝を届ける!
(白服が沓澤)
次に、1年の沓澤に話を聞きました!
今回の紅白戦ではどのような気持ちで挑みましたか?

沓澤「今回の紅白戦は7種目全てに出場させていただく予定です。フィールド種目は初めての練習でしたが、陸上競技を楽しむという点や、新しい視点を得るという点でとても有意義な時間だったと思います。特にハードルでは全国表彰台の2人からアドバイスをいただくことができ、とても楽しかったです!4種目と大縄は終わってしまいましたが、今回の目標を発表したいと思います」

陸上競技を楽しむことは、とても大切なことですね!
お、一体どんな目標なんでしょうか?

「それは、800mで大会記録を叩き出して中長勢や上級生に勝つことです。また、丹治副団長に優勝を届けたいと思います!残り3種目と運動会2種目の応援よろしくお願いします!!」

大会記録、期待しています!
ありがとうございました! 
次に、4年の加藤に話を聞きました!
紅白戦、いかがでしたか?

加藤「4年間で初めての紅白戦となりました。紅白戦に向けて、チームの士気も徐々に高まってくる中で当日を迎えるのが楽しみになりました。私は運動会種目と投擲種目に出場させていただき、運営も行いました。出場種目が少ない中、どのようにしてチームに貢献しようか考えながら、事前に練習することができたと思います。砲丸投の記録はもう少し伸ばしたかったです。運動会種目はお互いのチームのために数を数えたり、リズムを掴むために声を掛け合ったりしている姿が印象的でチームが1つになっていたと思います」

チームが一丸となって戦っていましたね!
紅白戦の感想を教えてください!

「競技に参加するだけでなく、走高跳のバーを定位置に戻したり、砲丸投のメジャー計測をしたり、点数の計算をしたりと運営側に立って、紅白戦をサポートしました。陸上競技の種目数がたくさんあるように、準備や計測等で試合では多くの人の支えがあって、はじめて出場できているということを改めて理解することができました。様々な種目に挑戦する中で、普段と違った体の使い方を学んだり、仲間とのコミュニケーションが増えたりととても充実した時間となりました。そして、この紅白戦を通して、もう一度チームで何か1つのことを成し遂げるという経験をさせていただくことで、私自身も成長することができたと思います」

紅白戦を迎えるまでの練習期間も、有意義な時間となりましたね!
ありがとうございました!
最後に、3年の赤坂に話を聞いてみました!
紅白戦はいかがでしたか?

赤坂「今回、初めて紅白戦を行って改めてチームの良さを感じられています!ピンク組白組、関係なしに応援する姿や戦っている姿がとても印象的で、勝ち負け以上に、お互いを高め合えるいい時間になっていると思います!」

とても楽しそうですね!

「今回の紅白戦は、まるで運動会みたいに盛り上がっててすごく楽しかったです!チーム関係なく声をかけ合ったり、応援したりする雰囲気が最高でした。普段の練習とはまた違う一体感があって、改めてこのチームが最高だと感じました!」

紅白戦を経て、チームの団結力が高まりましたね!
ありがとうございました!
第74回青森県秋季陸上競技選手権大会
~紅白戦の裏側で~gf
10月24日(金)~10月26日(日)にかけて、第74回青森県秋季陸上競技選手権大会が新青森県総合運動公園陸上競技場で開催されました。福島大学陸上競技部からは3年の本庄が出場し、シーズンの最後を飾ってきました!早速、聞いてみましょう!
3年の本庄に話を聞きました。
今大会の結果を教えてください!

本庄「紅白戦の裏で青森県秋季選手権にハンマー投で出場してきました。結果は、、、かっこよく言うと3rdベストで3位でした。試合内容はかなりひどく、1投目以外は全て失投でした。この1投目もターンが崩れており、決して良いとは言えない投擲でしたが、自己3番目の記録を出すことができました。自分の力が上がってきており、来シーズンに期待が持てます!」

お疲れさまでした!
これにてシーズンオフですが、冬季練習や来シーズンに向けて何かありますか?

「やはり、『愛知の四皇』である米澤さんを今年のうちに超えることができなかったことが非常に悔しいです。青森が愛知に負けるのは人口と50音順だけで十分です。民度は勝っているので、来年は競技力も勝ちます。この悔しさをバネに、冬支度をした愛車とともに高いモチベーションで冬を迎えます。来シーズンは大飛躍できるよう、冬季練習めちゃめちゃ頑張っちゃうよ♡」

ハンマー投福島大学歴代10位の米澤拓真の記録はしょうもないのですぐに超えちゃいましょう!打倒愛知!
ありがとうございました!

来シーズン輝くために!
今週のご飯
今回ご飯を紹介してくれるのは、中長ブロック4年の齋藤です!日々、部員たちのことを考え行動し、部活の雰囲気を絞めてくれる主将、齋藤は普段、どのような食生活を送っているのでしょうか?早速、紹介してもらいましょう!
齋藤「皆さんは、ピーマンに肉を詰めようと思ったことはありますか。
『ハンバーグでよくね?』と思ったそこのあなた。

ピーマンから逃げるな。

でも正直に言うと、僕もピーマンが好きなわけじゃありません。
ではなぜ食べるのか、ピーマンという壁を越えた先に、肉のうまみが待っているからです」


なるほど、ピーマンの良さがわかりました!
でも、ピーマンじゃなくても良いのではないのでしょうか?

「ピーマン単体を食べる理由は特にありません。でも、肉を包んだ瞬間にだけ、あいつは輝くんです。ピーマン嫌いでも、食べてください。
好き嫌いするなとは言いません。だって『好き嫌いするな』って言う人、好きな物あるのおかしくないですか。
みんなも頑張ってご飯作りましょう」


流石!ピーマンが似合う主将ですね!
ありがとうございました!

ジューシーな肉を包み込む!
編集後記
シン・ヒロシマの土下座を無駄にはしません…(菅原)

長縄が楽しかったです。(小野)

走高跳が新鮮で楽しかったです!(小室)

白組 挽回します!!(古川)