第1186 2025/12/08
今シーズンを振り返って
~シーズンを通して見えたこと~ 
今年も残りわずか3週間!先週は納会が行われ、2025年も終わりを迎えようとしています。今シーズンはどのようなシーズンとなったのでしょうか。今回は3名の学生に今シーズンを振り返ってもらいました!それでは早速、話を聞いてみましょう!
始めに、3年の本庄に話を聞きました!
今シーズはどんな1年でしたか?

本庄「今シーズンは『ようやく大学陸上のスタートラインに立てた』1年だったと思います。円盤投に関しては何がきっかけかはわかりませんが、過去2シーズンとは比べものにならないほど良い結果を出すことができ、高校3年生から停滞していた自己ベストを更新することができました。ハンマー投は、福島大学歴代10傑の米澤さんの短い尻尾がようやく見えてきました」

3年目でスタートラインとは長かったですね。
来シーズンの抱負はありますか?

「10傑に入って数年は抜かされない記録を出すことと、悔いなくシーズンを駆け抜けることが目標です。来シーズンはこれまでとは異なり、間違いなく一筋縄ではいかないと思います。その中でも結果を出すことが求められるため、頑張って頑張って頑張って頑張って頑張っていきます」

どこかの総理大臣みたいな意気込みですね!
ありがとうございました!

来年の活躍に期待!
(右下が本庄)
 
更なる高みを目指して!
次に、2年の渡邉に話を聞きました!
今シーズンはいかがでしたか?

渡邉「今シーズンは去年に引き続き100m、200mで自己ベストを更新することができました。シーズン序盤は体調不良などが重なり、うまくスタートを切れませんでしたが7月、8月に狙っていた試合でしっかりとピークを合わせることができました。しかし、後半シーズンの東北総体以降の試合で、小さい怪我が重なり調子を落としてしまいました。シーズンインする前に立てた3つの目標のうちの一つである4継を走ることは達成できましたが、その他である10秒台、県選手権で準決勝に残るということができなかったのがとても心残りとなりました」

自己ベスト更新おめでとうございます!
後半シーズンは悔しかったですね。

「来シーズンは10秒8台をコンスタントに出すことと、個人で対校戦の点数を取ることを目標としているので、まずは今抱えている怪我を治し、この冬で課題克服を徹底し自分自身を爆発させるシーズンにしたいです」

冬期を乗り越え来シーズンは更なる活躍を!
ありがとうございました!
最後に、1年の趙に話を聞きました!
今シーズンを振り返っていかがですか?

趙「今シーズンは陸上も大学生活も始まり、何もかもが新鮮で楽しく、自分ができたことに対して大きな達成感がありました。しかし、振り返ってみるとできなかったことも少なからずあり、もしあの時にもう少し気をつけていれば良かったと何度も考えました。そうすれば怪我をせずうまく走れたかもしれないし、生活面でももっと良い選択ができたかもしれないと思います」

悔しさが残るシーズンとなったようですね。

「話を戻すと、シーズン中は競技状態が上がっている最中に足に違和感が出てしまい、その後は十分に練習ができませんでした。試合ではギリギリの状態で走ることができましたが、自分としては納得のいく結果ではありませんでした。しかし、負の感情に飲み込まれて俯いてばかりでは何も変わりません。失敗も結果の一つであり、次に同じ失敗をしないよう取り組んでいけば、失敗にも意味があると思います。今シーズンは基礎づくりが最大の課題だったと感じました。筋力、協調性、フォームなどは大きく成長しましたが、ケアへの意識が足りなかったと反省しています。これからはケアの大切さを忘れず、より成長していきたいです」

失敗を恐れず、これからもチャレンジしていきましょう!
ありがとうございました!
 
悔しさを胸に、次へ進む!
 今年の漢字
~2025年を漢字1文字で表すと?~
2025年の「今年の漢字」の発表が近づき、1年間を振り返るのにふさわしい時期となりました。福島大学陸上競技部の部員にも、「今年の漢字」を発表してもらいましょう!
始めに、3年の佐藤(佑)に話を聞きました!
今年の漢字を教えてください!

佐藤(佑)「私の今年の1年を漢字で表すと、『継』です。これには『引き継ぐ』という意味を込めており、最上級生になる身として少しでも多くのことを引き継げるように意識をしたことを表しました。日頃の練習や試合での動きはもちろんのことですが、特にももりんダッシュNO.1に関しては引き継ぐ思いが強く現れたと思います」

日頃からも、ももりんダッシュNO.1でもその姿勢がすごく伝わってきました。
具体的にはどのようなことを意識しましたか?

「今まで最上級生が行っていた事でも、自分が手を伸ばせる範囲の事には手を伸ばし、少しでも引き継ぐように努めました。今までは上級生が仕事を抱え込んでしまうように見えるところがあったため、3年生のうちから少しでも仕事を知り、下級生と協力できるように仕事を振るようにしました。さらに、先輩方の引き継ぐべきところは引き継ぎながら、少しでも良い形で引き継げるようにと、効率的な方法も試行錯誤しました。その分今年は把握と指示で難しいところも多かったのですが、来年以降円滑に進むと考えて、やれる限りを尽くせたと思います。来年以降は上から引き継ぐだけでなく、下に引き継いでいけるように頑張ります」

今年の取り組みが来年の大きな力になるはずです。
ありがとうございました!
次に、2年の手間本に話を聞きました!
今年の漢字について教えてください。

手間本「今年の漢字を表すとしたら『突』です。これは今年一年を振り返ると物凄く突っ走った一年だと感じたためです。2年生となり新たな年度が始まったと思うと早12月。今年は陸上界も変則的な日程で、試合の日時など例年と変わっていたためそう感じたのかもしれません。自分事として捉えるに5月初旬には気管支炎にかかってしまい、9月初旬には筋膜炎になってしまうなど試合を控えたタイミングでのアクシデントが発生していました。しかし試合に間に合わせ100%の力と言えずとも欠場せず走りきれたのは良かったです。学校の事で振り返ると2年の前期は授業がとても難しくテストも1番多い学期でした。本当にきつかったです」

この1年間あっという間でしたね。
来年の抱負とかはありますか?

「このようにこの1年は色々なことが起き、慌ただしくあっという間に過ぎていったように感じました。さて2025年は終わりが近づき2026年を迎えようとしています。来年は何事もなく体調管理もしっかりし『進化』の年にすることを目標にしていきます!」

来年はいい年にしたいですね!
ありがとうございました!
 
今年の漢字は『踏』!
最後に、1年の沓澤に話を聞いてみました!
今年を漢字一文字で表すなら何ですか?

沓澤「僕の漢字一文字はズバリ『踏』です。福島大学に入学し、一人暮らしや陸上競技などすべてにおいて新しい環境に踏み出した1年だったと思います。陸上競技においては自己ベストの更新はできず、大会の個人順位もあまり良くなかったため結果として足踏みをしてしまうシーズンになってしまいました。後半シーズンでは連戦が続いた中でもタイムの波はあまり生まれずに踏ん張ることができましたが、裏を返すと一発に懸けた勝負ができていないということだと思います。短長ブロックは魔境であり、先輩や同級生が常に活躍しているため単純に自分の力不足を痛感し続けた年でした」

今年を踏まえて来年の目標などはありますか?

「来年は歴史ある福島大学短長ブロックの名に恥じないような選手になるためにもまずはこの冬季練習を乗り越え、自分に足りない部分を埋めていこうと思います。そして、ここぞという試合で結果が出せるような選手になっていきたいです」

なりたい選手像になれるように冬季練習頑張りましょう!
ありがとうございました!
今週の人 
小室旬悟→猪股秀哉
前回、萩原和磨くんから紹介を受けました。
短短ブロック1年の小室旬悟です。

今回、私が紹介するのは中長ブロック1年の猪股秀哉くんです。

彼は1年でありながらも今年の大会でチームの得点に貢献できる人材でした。試合にあまり出られなかった私からすると、尊敬の念でいっぱいです。また、多くの人と交流があるようで人付き合いが上手だなと感じています。

そんな秀哉くんですが、様々な側面を見せてくれます。右の写真のように爬虫類を彼は好んでおります。見つけたらすぐに追いかけて捕まえます。この子からしたらたまったもんではないでしょう。また、彼は最近、遅刻常習犯です。あまり深くは言いません。戒めのためにここに書き残しておきます。さらに、彼は何かを隠していることがあっても隠しきれていないようです。爪が甘いです。甘ちゃんです。

秀哉くんはこのような負の面が目立ちますが、それに負けない正の面があります。きっと来年は反り腰を治し、遥かに高次的な記録を叩き出してくれることでしょう。しかし、スマブラは私にはいつになっても勝てないでしょう。ブロックは違いますが、彼と共に頑張っていきたいと思います。
 
編集後記
福島大学でもついに初雪が降りました!(小島)

寒さなんて飛ばします!(手間本)

冬季練習頑張ります!(丹治)

冬季練習頑張ってます!(古川)